東洋医学と
今も昔も女性に備わっている霊性

 

 

 

連載第7回
『対人関係ストレス~前編』

 

監修:しほみ先生
イラスト:もとゆきまみ
取材、文:編集部
 
 

 

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わたしたち女性が(もちろん男性の皆さまもウエルカムです! 当オンラインマガジンはいわゆる「女性誌」として制作していますので女性へ向けた記事が多くなっていますが)、
本来の自分自身、本来のこころ、からだ、霊性からずれてしまうと病気になってしまう……という現象を、しほみ先生に東洋医学について教わりながら、深堀りしていくこのコーナー。
 
前回、前々回と東洋医学の基本をお伝えしましたが、今回の第7回からは本来の連載を再開します。が、
しほみ先生がご多忙なので、お話をうかがい監修していただき、編集部で制作した記事を掲載する、という形式でお送りします。
皆さまのお役に立てると嬉しいなあという気持ちでお届けしていきますね。
 
新たな形で公開する第7回&第8回。
平たく言ってしまえば「対人関係のストレス」で起こった不調2例を前後編に分けてシェアします。
個人情報保護の観点から事実と変えて記載していますが
「こういうことってあるよね」
「あ、わたしの悩みもこういう感じ、あるかも」
と、皆さまの考えるきっかけ、感じるきっかけになることができれば嬉しいです。
 
 


 
東洋医学では「脈診」と言って脈でそのひとの状態をみていくのですが
しほみ先生の脈診は、左右の腕合計24か所で細かく診ていくちょっと特殊な(珍しい)スタイルです。
脈や舌などの肉体を確認したあと、エネルギー全体、そのかたの生命場も診ていきます。
 
シェアさせていただく1例目は20代の女性。未婚。
〇もともとのお悩みは右耳の聴力低下、閉そく感が続いているということ。
東洋医学では肝か腎かをベースにみていきます。
 
・今回のかたの脈を診たところ、かなり多くの乱れを感じた
・どういうことだろうと生命場を診ていくとたくさんの生きているひとの想念がくっついてきていた
・このかたは人前に出る職業で、他人の視線にさらされるのは慣れていたが
SNSのフォロワーが数万人になったあたりからDMを受け取ったり街で話しかけられたりすることが多くなり疲れていても都度対応してしまい、
他者へ必要以上にエネルギーを渡していた
・エネルギー体だろうと肉体だろうと、オンラインだろうと対面だろうと、
等しく「対人関係のストレス」ということは起きる。正常な気の運行を主る(つかさどる)役割を担う「肝気」の問題、自身の生命エネルギー(腎気)を必要以上に消耗
 
 
シェアさせていただく2例目は50代の女性。既婚。
〇もともとのお悩みはストレスによって甲状腺機能が亢進してしまうということ。
東洋医学では肝気の問題とみていきます。
 
・今回のかたの生命場をみていくとパートナー以外の異性が入り込んでいた
・それをお伝えすると「職場の上司と、部署移動の送別会をきっかけにSNSプライベートアカウントでのやりとりが始まり、最初は気にかけてもらってありがたいと感じていたが、業務とは関係ないささいな連絡が毎日来てしまうようになった。煩わしいが上司なのであたりさわりなく返している。最近は少し怖いと思うようにもなってきた」とのこと。
・そのことによって本来不要の余分な罪悪感も育ち余分な疲れを持ってしまっている
・エネルギー体だろうと肉体だろうと、オンラインだろうと対面だろうと、等しく「対人関係のストレス」ということは起きる
 
 
しほみ先生のご経験した2例。
入り口もまったく違うし、漢方薬の処方ももちろん違います。
でも、丁寧に診ていくと、いずれも「対人関係のストレス」ということが基本で起きているからだの反応なのだなと理解できます。
その他、また別の機会に取り上げますが
肺の弱い人が、衛気(体表面を覆い、防御を主る気)不足でウイルスだけではなく他者の侵入を許して…なんてこともあり得ます。
 
そして、今回2例の共通点。
もしかしたらわたしもあなたも思い当たるところがあると思いますが
 
『自分で自分の生命場のカギをあけて、他者の侵入を許している』
 
ということ。
もちろん、取引先や会社勤め、学校生活などの「少し遠い関係」から
親友や恋人、親子、パートナーなと「近い関係」まで
他者と関係を持って生きていく中で、自分から「自分の大切な部分」を見せ、他者を招きいれることもあるでしょう。
男女の関係では思いもよらない場所で性被害にあうなど、ご自分に落ち度がなくても侵入されてしまい傷ついてしまうこともあるかもしれません。
ひとは肉体エネルギー体の区別なく、この世の中で他者と関わって生きているのです。
ご自分の生命場、エネルギーフィールドを守る形で
相手が家族、親子、パートナー、親友と言えども
 
『バウンダリー 境界線』
 
を適切にひかないとご自分が苦しむことが多くなると言えます。
 
そんなこと言っても~
どうやってやれば境界線をひけるの~
そう思うかもしれません。
でも、そんなに難しいことではないので、ぜひご一緒に実践してみませんか。
 
今回の2例で大きなポイントは
「気づき」
です。
ご自分が
「自分から必要以上にあけている」
と、気づくことがまず大きな変化を起こすきっかけになります。
ご自分から、境界線を曖昧にしカギをあけ、
ご自分から、他者の侵入を許しているのです。
 
なぜ自分からあけてしまうのか。
どうして本来の自分、本来の在り方から外れてまで他者を招きいれているのか。
普段無意識にメディアなどの外部から受け取り信じ込まされていることが発端ということもあるでしょうし
生きてきた中で何らかの関係性からそれを学び採択したということもあるでしょう。
おそらく……
 


 
なになに?
なぜ自分からあけてしまうの!?
気になってしまいますね。
この続きは来週、2026年10月16日頃に「後編」として公開予定です。
なぜ自分から必要以上にあけてしまうのか。
それがわかったらどういう養生をすればよいのか。
後編では、それらの具体的なことをお伝えする予定でおります。
お楽しみに。
 


 
中医学も日本漢方もアーユルヴェーダも
わたしたちの「実際の生活」において実践してみると、その素晴らしさを実感できますよ。

・西洋医学の薬がきつく感じてのめないとき
・病気というほどではない未病時点での予防として
・楽しく美しく健康に生きていくための素晴らしい智慧、哲学として
・からだとこころを感じ自分自身とのつながりを取り戻したいときなど
……さまざまな場面で東洋医学はとても頼りになります。

 
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