連載第7回
お悩みをうかがって、もっと実践編~ゆるめる
連載第1回~4回まで、
ご自身の「からだの声をきく」ということの基本として……
ご自分のからだの現在地を知り
大切な3つのステップを知り
呼吸の大切さを知り
……と、進んできました。
そして連載第5回と連載第6回の2回にわたって
読者さまよりいただいた実際のお悩みをもとに
現在地確認~3ステップ実践~呼吸を観察しながら~
という、「実践編」をお届けしました。
皆さま、どうお感じになりましたでしょうか?
ぜひ、試してみたご感想をシェアしていただけると嬉しいです。
たえさん
「こぐま座くんはどうだった?」
こぐま座くん
「最初は仰向けに寝っ転がっただけで少し気持ち悪くなった感じがあったけど……
高さを調節したり、心地よさを求めて軽めに試してみたら、だんだん大丈夫になったよ。
最初は本当に、背中や背骨がガチガチに固まっちゃってて、疲れてしまっていたのかも……」
たえさん
「シェアしてくれてありがとう。
皆さんもぜひ、目で情報を受け取ったら、まずは気軽に「やってみる」。
そしてその時、どんな風に感じたか、からだはどんな「声」を発しているか、耳を傾ける習慣を持っていきましょう。
こぐま座くんがシェアしてくれたように
最初は「気持ち悪い」とか「痛い」と、からだが訴えてくるかもしれませんし、
「気持ち良い」「眠くなってきた」かもしれないです。
今回感じたことこそが、自分のカラダに寄り添い『からだの声をきく旅路』のいっぽ目です。
着実に、ゆっくりでよいので味わっていきましょう」
前々回&前回は、読者さまより頂戴したお悩み
「左の肩が痛い」
について
主に、背骨・肋骨にアプローチして土台の準備を行いました。
たえさん
「本来、呼吸に合わせて柔軟に動きたい肋骨。
からだの中心軸である背骨と付随している肋骨の『左右の傾き、捩れ』を緩め、鳥カゴのような丸い肋骨を復活させてあげることで横隔膜の可動域が広がると、深い呼吸が可能になってきます。
呼吸が入ると、緊張しがちな部分も緩みやすくなり副交感神経が優位に働き、睡眠の質も上がってくるので、回復力に繋がり翌朝の目覚めも変わってきます。
すると、その上に乗っている肩甲骨がスムーズに動きだしてくるのです。
肩の痛みに対して「背骨と肋骨」って、遠回りに見えるかもしれないけれど
からだの土台から『ゆるめる』『ととのえる』『つなげる』。
ゆっくりでよいので、いっぽいっぽ着実に進んでみましょう」
今回は、少し前進。
前々回&前回の「土台へのアプロ―チ」から少し歩みを進めて
「左の腕が上がらなくて、服を着るのも大変」
という、肩についての具体的なアプローチを、たえさんが教えてくださいました。
たえさん
「腕が上がらないことがつらい、四十肩、五十肩でお悩みの方へおすすめのセルフケアをご紹介しますね」
現在地の確認
前々回&前回に確認したことに加えて、肩があがらないことについて、たえさんの見方は……
たえさん
「肩を上げ下げする動作に関わる部分
『棘上筋』
『棘下筋』
『前鋸筋』
が、緊張されていますね」
こぐま座くん
「今回は具体的に肩周辺を、見て感じて動かしてみるんだね!
いよいよ肩周辺についての
『自分自身のからだを自分自身で立て直す3つのステップ』のステップ1。
『ゆるめる』を具体的に教わっていきますよ。
その前に大切なことをお伝えします!
・治療行為ではありません
・病気や怪我への診断ではなく、お年頃女性のからだのおつかれ、日常動作の不具合に関する『ご提案』です
・効果には個人差があります
・痛みや不快感が出るようでしたら、からだの声を聞いてやめましょう。
出来る範囲、心地よい範囲で。時にはやめる勇気も持ちます。
ご自身のからだの声を聞きながら、ご自身のからだに従って無理せず行ってみてくださいね。
また、痛みや不快感が強いかたはこのご提案は行わず、必ず病院へ行き医師の診察をうけてくださいね。
それではステップ1『ゆるめる』を、たえさんから教わりましょう~」
ステップの実践
ステップ1「ゆるめる」肩甲骨周辺 棘上筋 棘下筋周辺
緊張している『肩甲骨周辺』『棘上筋』『棘下筋周辺』をゆるめたい♡
①やわらかいボールを持って壁際に立つ。
肩甲骨の周辺にボールが当たるように、壁と自分との間にボールを挟み込む。
やわらかいボールをお持ちでない場合には、フェイスタオルを軽く片結びして両端を結び目に差し込み、ボールのようにととのえて使用してみてください。
②挟んだボールが落ちないように軽く壁に寄り掛かりながら、肩甲骨を中心としたその周辺にボールをあてて上下や左右にコロコロ転がす。
「気持ちよい」と感じる強さで。時間もお好きなだけ。気持ち悪くならないぐらいの「ボールの圧」と「行う時間」を感じてみてください。
③ボールを床に置き、首の付け根から肩先にかけてのライン、「肩が凝ったなー」と感じた時に指で押さえる場所に指のはらを軽く当てる。
息を吐きながら押さえた側の肩を持ち上げる。
息を吸いながら肩を下ろす。
場所を少しずつずらして繰り返しながら、右の肩も左の肩も行う。
こちらの動作も、気持ちよい強さで優しく行ってみてくださいね。
*緊張が強いかたは、最初は痛みや気持ちわるさなどを感じるかもしれません。
からだからの声をききながら「気持ちよい」「いた気持ちよい」感覚を大切にして行ってみてくださいね。
*痛いと感じると、脳が反応し防御反応を発令して更にからだを緊張させ守りに入ります。
脳に察知されないように⁈ ソフトにスタートしてみましょう。
*呼吸をスムーズに繰り返すことができているか、注意を向けてみましょう。
今回は、
・前々回&前回の振り返り
・肩周辺についての現在地確認
・自分自身で自分自身のからだをととのえるステップ1『ゆるめる』肩周辺についての実践編
……を、お伝えしました。
からだの声をききながら、呼吸を観察しながら、ご自分のペースでここちよく『ゆるめる』ことを試してみてくださいね。
スムーズな動き。ここちよくめぐるからだ。
もしも現在それらを失いかけているとしたら、
現在地確認と3つのステップ、呼吸を羅針盤として、
「からだの声をきく」
ということを実践し、取り戻すことができるかもしれません。
2026年7月16日公開予定の次回は
肩周辺についての実践編、大切な3つのステップのあとふたつ。
ステップ2「ととのえる」
ステップ3「つなげる」
をお伝えします。
もちろん、実際たえさんに対面ワークをしていただくと
もっと具体的にご相談できたり
いまの自分のからだに必要なことを一緒に考えたり助言してくださったりしますよ。
気になるかたはぜひ一度、たえさんのワークに参加してみてくださいね。
当マガジンでも実際にワークを教わる機会を設けたいと考えています。
からだは、いつでも
わたしたちが思考で理解するその前に、何もかも先に知っていて、日々わたしたちへ問いかけてくれています。
小さな声で。ときには大きな声で。
無理を承知で、からだの悲鳴を聞かないで頑張ってきた読者さまも多いかもしれません。
もちろん筆者もそうです。いろいろ不具合が出ています。
ぜひ皆さまの、からだについてのお悩みや、この連載についてのご希望、ここまでのご感想など、お聞かせいただけると嬉しいです。
・病院に行っても何でもないと言われたんだけど、〇〇が痛い
・背中がめちゃくちゃ張っているけれど、リセット方法がわからない
・現在地の確認で、どうやら右肩が前に出ちゃってるみたい
・つなげるって、どういう意味?
・呼吸に興味がある!
・ぜひ実際にワークショップで教えてよ
……などなど。
お問合せよりお気軽にご連絡ください。インスタからでもいいですよ!
このWEBマガジンの連載でお応えできる内容については、編集部よりご連絡差し上げて具体的にお話をうかがいたいと考えておりますので、ぜひご返信先のアドレスなどご記載ください。
本当にお気軽にどうぞ。
(掲載にあたって個人情報等はわからないように記載しますのでご安心ください)
皆さまからのお悩みやご希望に沿うよう、この連載の構成をしていきます。
実際にお会いできるワークショップなどの機会もつくりたいなと考えています。
からだ本来の機能や全体性を取り戻しこころとからだを一致させ、
ここちよくめぐるからだを目覚めさせたいですね。
筆者も一緒に考え実践していきます!
もちろん、こぐま座くんも一緒に実践していきます。
ご連絡お待ちしております。